NECといえば、激しい株価上昇はイメージしづらい大手電機メーカーだと思う人は多いだろう。
だが、これから有望となるSDN関連銘柄として見た場合、これまでとは違った株価の値動きから大幅な株価上昇も期待することができる。
SDN関連銘柄として要注目
ソフトウェアディファインドネットワーキング
SDNとはソフトウェア・ディファインド・ネットワーキングの略であるが、これはコンピューターネットワークを構築する際に、各種ネットワーク機器などハード機器の性能に制約を受けずに、ソフトによってそのネットワークの構成や昨日を制御する技術のことだ。
NECはこのSDN技術において、日本トップクラスの実力をもつ。
特に、省庁のネットワークにおいても、マイナンバー制度の導入でSDNの需要は高まるだろう。
その他にも、ありとあらゆるモノがインターネットに繋がるIOT分野でも、より速い次世代ネットワーク構築においてSDN技術が主導権を握っていく可能性も高い。
そうなった場合、SDN関連銘柄の中でも本命となるNECは、マイナンバーシステムにおいても、IOTにおいても、主役銘柄となる可能性は充分に秘めている。
16年3月期も増収増益を見込むことができるし、はっきり言えば、ここから株価が倍増しても不思議ではない銘柄だな。