今日からはじまった今週の相場でも、やはりIOT関連銘柄への注目度が高くなりそうだ。
目次
今週のIOT関連銘柄ニュース
IOT関連銘柄に関するニュースや発表のなかでも、注目度が高いものを幾つかまとめておく。
IOT関連銘柄 バイテック【9957】
バイテック【9957】は、車載システムやウエアラブルなどを手がけるIOT関連銘柄だ。
「デバイスビジネスと環境エネルギービジネスで、豊かな生活と地球にやさしい未来を想像する」というテーマのもと、様々なIOT関連技術を活用したIOT関連ビジネスを展開しており、その他にも環境商材の販売、ソーラー発電システム、電力の売買などの事業展開も行う環境関連銘柄としての一面も持っている注目のIOT関連銘柄としてチェックしておきたい。
IoT/M2M展への出展実績
バイテック【9957】は、2015年5月13日〜15日(金)に東京ビッグサイトにて開催された「第4回 IoT/M2M展」にブースを出展した実績を持っている。
スマートホームをテーマとして、インテルアークテクチャを搭載したスマートホームソリューションの展示も行っており、IOT関連分野でのさらなる活躍を期待させる展示内容だったことからも、企業としての成長性にも期待がもてる。
IOT関連銘柄 東急建設【1720】
東急建設【1720】は、建設関連の分野では大手に位置する企業だ。
IOT化の波は建設関連分野にも及んでおり、建設現場にて利用されている各種建設機械にモニタリングセンサーが取り付けられ、集計されたデータを会社にとって有益な情報へと変換し、将来の価値へと繋げていくことが期待されているようだ。
このようなIOT化を本格的にテストするために、東急建設はPaaSを活用して、建設現場におけるIOTの実証実験を行っている。
建設関連の分野においても、東急建設のようにいちはやくIOTを取り入れることは、IOT関連銘柄をテーマに株式投資を行う投資家からの注目を集めていく要素となるだろう。
IOT関連銘柄 NEC【6701】
NEC【6701】は、2020年のIOT関連事業の売上高を現行比6倍の3000億円に拡大するという発表を23日に行った。
IOTのなかでも注目の高いビッグデータ分析のテクノロジー開発に加え、IOT関連システムに携わるチームの人員を2020年までに現行比5倍の500人に増員するとのこと。
これらの発表から、NECがIOT分野の事業を本格的に拡大していくという意図を読み取ることができる。
IOT関連銘柄としてのNECの大きな成長はもちろん、IOT分野においてパートナーシップを結んでいく企業がどの企業となるのか等、IOT分野において興味深い点が非常に多いNECから今後も目が放せない。
またNECのような大企業が本腰を入れて大きくIOTを推進していくことで、IOT市場への影響はもちろん、株式投資市場からIOT関連銘柄としてNECへの関心が強まり、その影響も反映されていくことが期待できる。
IOT関連銘柄 日立製作所【6501】
日立製作所【6501】からも、IOTに関する大きな発表が出ている。
日立製作所は、IOTシステムを活用した鉄道車両の製造管理システムをイギリスの工業へ導入するとのこと。
工具から作業データを集計し、ねじ締めなどの作業工程を管理し、データから培われた正確なねじ締めをIOTを活用することで効率よく行っていくようだ。
IOTはこのような工場における作業にも取り入れられるようになってきている。
IOT技術を取り入れて製造の強化を試みる日立製作所もIOT関連銘柄として注目しておきたい。
その他にも、様々なIOT関連銘柄に関するニュースが今週も発表されていくと思われるので、引き続きIOT関連銘柄ニュースとして当ブログでも取り上げていきたい。