遂に中国バブルが崩壊か…今日の日経平均株価は2万円を割りこんだ…。そして先行き不透明なギリシャ問題…。
中国バブル崩壊とギリシャ問題
伸び悩む中国経済事情
喰らった。
強烈なダブルパンチだ。
仕事の関係で馴染みが深いことからも、上海、香港の経済成長は以前からチェックしているつもりでいたが、「いつかは必ずくる、それも近いうちにはくるはずだ」と予測はしていたが、早くもこのタイミングで強烈なインパクトを株価に与えてきた。
だが、ここから中国バブル崩壊が一気に進むというわけではなさそうだ。
中国も金融緩和政策?
現実的に今のことタイミングで中国経済が完全に破綻し中国バブルが崩壊してしまうということは考えづらい。
プロアナリストの方々も様々な意見を発表してくると思うが、俺個人としての見解は、中国政府が何らかの金融緩和政策を仕掛けてくるのではないかと考えている。
逆に言えば、何もせずにこのまま中国バブルの崩壊を放っておいたら、本当に完全崩壊してしまう恐れも秘めているからこそ、中国でも金融緩和が行われるはずだ。
金融緩和がくればチャンス
その中国の金融緩和が大規模であればあるほど、株式相場にとっては上昇トレンドへと向かうチャンスも到来するはずだ。
今日一日の株の動きだけをみていると、悲観的なムードが色濃く感じられるが、これがずっと続くわけではないはずだ。
かといって明日から日経平均株価もまた2万円に吹き返すのかと言えば、そういうわけではなさそうだが…。
今だからこそ小型株
日経平均株価だけを考えればしばらくは低迷が続く可能性もある。
こういう相場になった時は、大型株から資金が抜けていく可能性もあるため、小型株や低位株に注目が集まるはずだ。
それでも強いIOT関連銘柄
ギリシャ問題や中国バブルの不安があるとはいえ、国策銘柄として重要なテーマ株となる、マイナンバー関連銘柄、IOT関連銘柄、郵政上場関連銘柄、ロボット関連銘柄、ドローン関連銘柄、ZMP関連銘柄、SDN関連銘柄などに付随する小型株にチャンスがあると見ている。
もちろん、上記のテーマ株以外にも、突然暴騰する小型低位株も幾つかは出てくるだろうから、そういった暴騰銘柄を乗り切ってしまうのもひとつの作戦だろう。
どちらにしても、中国バブル崩壊危機、ギリシャ問題というダブルパンチにより、株式投資市場の雰囲気をかえるきっかけになっている。
相場が変われば、作戦も変えるべきだ。
株式投資はまさに戦争と同じ。
今日の株価の動きから次の作戦はだいたい決まった。
明日、明後日と今週の日経平均の動き、中国経済の動き、NY市場の反応を注意深くみておくこともキーポイントだ。
いずれにせよ明日からの相場の動きが楽しみで仕方が無い。