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害虫害獣駆除関連銘柄リスト
投資家の兄弟たちよ、ごきげんよう。株王獅子丸だ。
ここ数年、害虫害獣の被害が増加しているな。今年の5月にも兵庫県尼崎市で、南米原産の外来種「ヒアリ」が確認されている。「ヒアリ」は強力な毒性を持つアリで、日本では今まで確認されていなかった。そのほかにも、住宅にアライグマが侵入する事例が日本全国で多々発生しており、害虫害獣駆除業者の需要が高まっている。株式市場にも影響を与えるとして期待できるテーマ株だといえよう。
これが害虫害獣駆除関連銘柄だ
まずは俺が注目している害虫害獣駆除関連銘柄を下記にまとめた。各種の害虫害獣駆除関連銘柄に対する個人的な見解や分析も交えて紹介しておく。今後急騰する可能性を秘めているのでしっかりチェックしてもらいたい。
【4998】フマキラー
フマキラーは、主に殺虫剤を手がけている企業だな。家庭用品、園芸用品、業務用品など幅広く殺虫剤を展開している。殺虫剤の国内シェアは3位となっており、ヒアリなど害虫が増えているニュースが報道されると需要が高まる可能性がある。ヒアリ日本上陸のニュースが報道された当時にも思惑買いになっている。今後も害虫害獣関連銘柄として注目すべき銘柄だな。
【6073】アサンテ
アサンテは、一般住宅のシロアリ防除を主に行なっている企業だ。そのほかに住宅リフォームや湿気対策も手掛ける。強みとして農協・生協との連携戦略を行なっていることから注目だな。害虫駆除専門業者として、ここ数年需要を伸ばしており、今回のヒアリ騒動でも受注が増えているようだ。害虫害獣関連銘柄として急騰の可能性を秘めている銘柄だろう。
【4985】アース製薬
アース製薬は、言わずと知れた「ごきぶりホイホイ」「アースノーマット」「アースレッド」など殺虫剤を製造販売している企業だな。日用品としても「モンダミン」「バスロマン」なども販売しており殺虫剤以外にも力を入れている。殺虫剤の国内シェアがトップということで今回の騒動でも同意づいている銘柄だ。フマキラーと同様に殺虫剤の一般販売企業として注目できるぞ。
【4952】エス・ディー・エス バイオテック
エス・ディー・エス バイオテックは、農薬の原体メーカーだ。自社で研究開発をしており、製造から販売までを一貫して行なっている。同社は一般向けというより農業業者向けの農薬を作っていることもあり、今まで紹介してきた銘柄とは少し違う需要だな。しかし害獣、害虫は農業業者にも被害をもたらしており、こちらも業績を上げている銘柄だな。害虫害獣関連銘柄として押さえておいたほうがいい銘柄だろう。
【3524】日東製網
日東製網は、漁網メーカー最大手企業だ。主に漁業用・陸上用の無結節網を製造販売している。こちらの銘柄は、害虫駆除というより害獣駆除に関連してくる銘柄だな。害獣駆除をするにはやはり網が必要になってくる。そのため漁網メーカーの同社に思惑買いが走っているようだ。害虫害獣関連銘柄として急騰する可能性を秘めている銘柄だな。
害虫害獣駆除関連銘柄ニュース
害虫害獣駆除関連銘柄についてのニュースを紹介しておこう。
ヒアリ日本で初観測
今年の5月26日に兵庫県尼崎市で国内初めて「ヒアリ」が発見された。「ヒアリ」は船で中国・広州市から運ばれてきたコンテナで確認されており、港内を専門業者が創作したところ、港内に100匹の「ヒアリがいることが確認されたという。
「ヒアリ」とは。体長2.5~6ミリのアリで、体の色は赤茶色した外来種のアリだ。非常に危険なアリとして海外では有名で、蜂のような強烈な毒性を持つ針を持っており、刺されてしまうとヤケドのような強烈な痛みを伴うという。刺された人の体質によってはショック症状を起こす可能性があり最悪の場合死亡してしまう可能性があることから殺人アリとも呼ばれている。
すでにアメリカでは、年間約8万人もの人が被害にあっており、そのうち200人近くに人が死亡している。その「ヒアリ」が日本で発見されてしまい、今後繁殖をしてしまう可能性がある。
害獣駆除需要の急増で害虫害獣駆除関連銘柄が注目される
アライグマの被害が全国で急増している。アライグマと聞くと一見して可愛いイメージがあるが実際は、凶暴な性格で農作物への被害をもたらしてしまう。特に被害が多いのは九州となっており、1年間の捕獲数は役3000匹となっている。
最近では、被害は農作物だけに止まらず、民家への被害が急増している。民家の屋根裏などに住み着き、民家を壊してしまう可能性があるとして駆除業者の需要が急増している。害虫、害獣駆除業者の需要は今後どんどん急増して行く可能性があるな。
害虫害獣駆除関連銘柄まとめ
特にここ数年急増してしまった害虫害獣被害だが、今後もっと急増してしまう可能性がある。海外からの輸入などで本来日本に生息していない外来種の害虫害獣が今後増えてしまうことを考えると、害虫害獣駆除関連銘柄はこれからのテーマ株だろうと言えるだろう。