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半導体製造装置関連銘柄
世界中では、日々たくさんの物質が存在している。そんななか、世界中で使用されているのが「半導体」だ。日々工場で、半導体製造装置がたくさんの半導体を製造している。そこで今回は、半導体製造装置関連の銘柄を紹介していく。
これが半導体製造装置関連銘柄リストだ
まずはこんな時だからこそ注目したい半導体製造装置関連銘柄を下記にまとめた。各種の半導体製造装置関連銘柄に対する個人的な見解や分析も交えて紹介しておく。
【6387】サムコ
「サムコ」は、半導体製造装置を4種類ほど販売している。しかも、インドや中国などでセミナーも行っているため、世界中で注目されやすい企業だといってもいいだろう。今後も、活発的に海外へ事業を広げていくと思う。
【6480】日本トムソン
「日本トムソン」は、半導体製造装置だけではなく、産業用ロボットなど幅広い分野で機械を製造している。そのため、たくさんの業界の会社から必要とされるはずだ。今後も、日本国内で必要とされる会社になるだろう。
【6640】第一精工
「第一精工」は、半導体にまつわる装置を主に製造している。そのため、半導体業界を引っ張る会社だといってもいいだろう。その他にも、液晶関連の装置なども作っている。今後は、半導体製造装置関連の売上をどれだけ上げるか見たい。
【6383】ダイフク
「ダイフク」も、半導体に関する機械を製造している。その他にも、自動車や空港で使われる機械の装置も世に出している。世界中に、自社製品がいきわたっているため、今後もたくさんの国に必要とされるといってもいいだろう。
【7751】キャノン
「キャノン」は、半導体機械装置のほかにX線の分析装置からカメラまで、幅広く機会を作っている。しかも、東芝メディカルの買収も行ったため、今後は利益上昇も期待できる。どこまで、会社の規模を大きくするか注目したい。
【4208】宇部興産
「宇部興産」といえば、山口県が発祥の会社だ。現在は東京と山口に本社を持っている。しかも、会社ができて120年になるため企業としての信頼度も高い。今後も、半導体機械装置の開発のほかに、セメントや石炭、電力などたくさんの分野で活躍するだろう。
【6146】ディスコ
最後に紹介するのが「ディスコ」だ。半導体機械装置の製造はもちろん行っているが、中古機械の販売なども行っている。そのため、設備投資を安くしたい企業からすれば助かるだろう。今後もたくさんの企業が買ってくれると思う。
半導体製造装置関連銘柄ニュース
自動運転関連銘柄についてのニュースを紹介しておこう。
海外の猛攻に生き残れるか
半導体機械装置は、日本だけで製造しているものではなく世界中で製造されている。そのため、外資系企業が国内企業への売り込みをたくさん行えば、日本の半導体機械装置関連の会社は倒産してしまうかもしれない。
特に、韓国の「サムスン」は半導体関連企業として日本にも進出しているため、今後の流れがどうなるか見ておきたい。韓国の半導体製造装置が日本に溢れてしまうと、日本景気が低迷する原因につながる可能性もある。そうなると日本政府も動き出すかもしれない。
現在ではインターネットの普及も進んでいるため、世界中の企業と取引をしやすくなった。今後は、日本の技術をどれだけ守るか?そして、新入社員などの若手にどれだけ伝承していくかが重要だろう。
日本が世界の競争で勝つための戦略とは
中国や韓国の半導体関連の会社が、日本へどんどん進出しようとしている。この競争に勝つために、大事になるのが「低価格での販売」かもしれない。日本の技術力は、世界的にもレベルが高いと言われていることも多い。
過去であれば、半導体製造装置の販売価格が高くても買われていたかもしれない。しかし、現在ではたくさんの企業はお金を使わない傾向にある。そのため、いくら日本産のものがいいと思っていても、安ければ海外産を購入してしまうだろう。
だが、海外産と同価格程度で販売して、かつ技術力が日本産の方が高ければ、購入しようという気持ちになるはず。今こそ、国全体で技術力を発信するときではないだろうか?いろいろな場所でアピールしてほしいものだ。
半導体製造装置関連銘柄まとめ
半導体機械装置があることで、世の中にたくさんの製品を送ることが可能だ。ただ、コスト安ばかり意識せずに、質がいい装置を作らないと外資系企業にのっとられるかもしれない。今後も、日本経済を支えるために、世界規模で活躍してくれる会社が増えてほしい。