ごきげんよう、株王獅子丸だ。
人間は、どうしても身体が老いていくにつれて、皮膚や神経など機能しなくなることも多い。しかし、それらの動きを再度取り戻す方法が開発されている。それこそ「再生医療」だ。今回は、再生医療についての詳しい説明と同時に関連銘柄について紹介していく。
目次
再生医療
人間には、たくさんの細胞がある。例えば、血管機能を修復させたいと思ったときも、自分の身体の別部分の細胞を取り出すことで復活するのだ。それが「再生医療」だ。再生医療の歴史はまだ浅く、本格的に研究が開始されて、まだ20年前後しか経っていない。そのため、最新の医療技術だと言っても過言ではないだろう。
特に、日本では平均寿命が一昔前と比べても伸びている。そのため、年齢を重ねても身体を動かして働かないといけない状況になっている人もたくさんいるのだ。生涯現役生活を送りたいと考える人には、まさになくてはならない医療方法だろう。
ただ、再生医療にも、多額の医療費がかかることも予想される。そのため、今後いかに使いやすくするかがカギである。
血友病に再生医療が役立つ!?
血が出だすと、全く止まらなく「血友病」に、再生医療の技術が期待されている。例えば、今までであれば、薬を使うことで症状を抑えるということをしていた。しかし、再生医療の技術を生かすことで、薬を使わなくて良いというのが、実現するかもしれない。
これは、長崎大学の研究によるものだが、2027年までには、実際に治験に使おうとしている。そのため、血友病の患者には、とても助かるのかもしれない。ただ、もちろん再生医療を使ったからと言って、メリットばかりではない。
もちろん、副作用なども考えられるため、今後も慎重に研究していってほしいものだ。どんどん、国民が健康になるような仕組みを再生医療の技術を生かして作ってほしいと思う。
再生医療は貿易にも役立とうとしている
日本は、オーストラリアとの自由貿易で、再生医療を生かしたビジネスを行おうともしている。そのため、オーストラリアと一緒に再生医療に関する技術強化を進めようと国の方針で行おうと思っているようだ。
やはり、どうしても日本の技術だけで開発を行うと、海外の人には再生医療の技術が使えないという場合もある。しかし、外国の方と一緒に開発することで、日本では入らない情報や技術力も入ってくることが予想されるため、たくさんの国々で、需要を持ってもらえることができるだろう。
しかも、オーストラリアと友好関係を結んで40年以上経つため、これを機に、さらに2国間での結びつきを強くしたいようだ。ただ、2017年はトランプ大統領が世界の中心になることは、ほぼ確実だと思うため、邪魔をされなければ良いがと思っている。
注目の再生医療関連銘柄
俺が注目している再生医療関連銘柄を紹介するぞ。
【2395】新日本科学
「新日本科学」は薬の研究を行っている会社だ。学会にも何度も発表していて、実際にプロフェッショナルの集まりだと言える。再生医療に関しても、今後色々と役立つものを作ってくれそうな期待があったため再生医療関連銘柄としておすすめした。
【3401】帝人
「帝人」は、再生医療のほかに、物を作ることなど様々な業務を行っている。しかも、アメリカやドイツなど、色々な場所で自社の作品も発表しており、とても楽しそうな会社だ。そういう会社では、良いものが生まれる気がしたため再生医療関連銘柄として挙げた。
【4005】住友化学
住友ブランドの「住友化学」は、国内でも安心できる企業だと言っても良いだろう。「ヒトES細胞」を使った再生医療に関する研究を行っており、期待したいところだ。今後も日本の社会を支えるために大事な企業だと言えるだろう。
【4021】日産化学工業
「日産化学工業」は1887年に創業され、約130年経営されている老舗の企業だ。しかも、全世界の半分近くで自社商品が使われているため、超優良企業だと言っても良いだろう。まさに、日本の代表的な化学会社だと言っても過言ではない。
【3569】セーレン
セーレンは福井大学など、色々な場所と共同で研究を進めている。しかも、薬に関してはプロフェッショナル感がある会社だといっても良いだろう。また、化粧品事業もどんどん拡大しているため、医療以外でも活躍してくれるだろう。
【4118】カネカ
「カネカ」は、医薬品だけではなく、食品や樹脂製品など、幅広い製品を製造している。そのため、仮に医薬品業界でうまくいかなかったとしても、潰しも利くはずだ。そういう意味では、リスクは低い方だと個人的に思う。
【4527】ロート製薬
最後に紹介するのが、様々な薬を製造しているのが「ロート製薬」だ。この会社は、最近ホームページに健康に関する記事など載せてあり、とても楽しませてくれる。再生医療に関しても、今後関わっていく可能性も高いと見たため再生医療関連銘柄としておすすめした。
まとめ
再生医療の技術が、どんどん向上していくことで治療の仕方も、次々と変化していくだろう。医療を受ける側が、安心できるような環境を整えてほしいものだ。時代背景に合わせて、株投資をしていくと、きっと楽しくなるはずだろう。ぜひ再生医療関連銘柄をチェックしてほしい。