リップルがマネーグラム(Money Gram)と提携の公式発表。リップル公式サイトによる発表でリップルの値段は一気に急上昇。先ほど伝えられたばかりの最新ニュースとなるので、リップルとマネーグラムの提携について調べている方に向けて詳しく説明しておく。
目次
リップルとマネーグラムの提携内容
リップルとマネーグラムが提携した内容についても取り急ぎ紹介しておこう。
マネーグラムとの提携が発表されたリップルのオフィシャルホームページに掲載されている英語文章をわかりやすく日本語に訳したものを下記に掲載しておく。
グローバル送金市場は大きなビジネスです。 2016年に、送金者は、自国に住む家族の支援やビジネスパートナーとの取引を支援するため、約6,000億ドルの国境を越えた支払いを送付しました。
送金会社は国境を越えた支払いを送ることができます。残念なことに、現在のモデルでは、送金会社は世界中の前払い口座を使用してこれらの支払いの流動性を確保する必要があります。このプロセスにより、費用がかかり、遅くなり、企業とその顧客の両方にとって頭痛を引き起こす。
彼らの顧客が国境を越えた支払いを迅速かつ安価に送金することを可能にするために、世界最大の送金会社の1つであるMoneyGramは、支払いフローにXRPを使用します。
XRPを使用することで、ほとんどの金融機関が直面している古くからの流動性問題をMoneyGramが解決し、時間とコストを節約できます。さらに、顧客は透明性と確実性を持って、リアルタイムで資金を送金する能力を備えています。
XRP、xRapidヘルプソースオンデマンド流動性
MoneyGramは、Rippleのオンデマンド流動性商品であるxRapidを通じて、XRP元帳のネイティブデジタル資産であるXRPにアクセスして使用します。
xRapidは、XRPを通じてリアルタイムの外国為替(FX)決済を可能にします。これにより、金融機関は流動性のロックを解除し、複数の廊下にアクセスすることができます。
さらに、金融機関はオンデマンド支払いを行い、FX費用と手数料を削減することができ、顧客は支払い状況をリアルタイムで把握することができます。
「リップルはブロックチェーン技術の最前線にあり、xRapidのパイロットを楽しみにしています」と、プレスグリリースでMoneyGramのCEO、Alex Holmesは述べています。 「MoneyGramの顧客に効率を高め、サービスを向上させることを期待している」
リップルは国境を越えた支払いを改善するために努力しています
リップルは、国境を越えた支払いにある非効率性や問題を、銀行、法人、または他の金融機関からの支払いにかかわらず、修正することに重点を置いています。
「支払い問題は銀行だけに影響するだけでなく、MoneyGramなどの企業にも影響を及ぼし、人々が気になる人にお金を稼ぐのに役立ちます」とRippleのCEO、Brad Garlinghouseは述べています。 「3秒以内に解決するXRPのようなデジタル資産を使用することで、顧客は情報と同じくらい速く資金を移動することができます」
マネーグラム提携によるリップルの価格変動
リップル社による提携発表がされる前は210円~220円で値動き推移をしていたリップルは、マネーグラム社との提携ニュースが発表された瞬間に一気に270円台まで価格を急上昇させた。
仮想通貨は株と似ている部分があるとしたら、それは材料発表による価格変動だろう。
今回のマネーグラム社との提携のニュースは、まさしくリップルにとっての材料であり、その材料がリップルの価格を急上昇させた。
リップルとマネーグラムの提携の影響
リップルとマネーグラムが提携したことにより、リップルの価格に対してどのような影響が生じるか考察しよう。
リップルの価格上昇にとって、マネーグラムとの提携は好材料であり、リップルがSBIレミットやエンレミットを始めとした企業による送金サービスに実質利用されていくことで、リップルは利用価値がある仮想通貨としてさらに評価を高めていくことになるだろう。
また、リップルとマネーグラムとの提携による続報の発表もこれからまだ控えていると思われるので、さらなる材料が次々と発表されていくことで、ファンダメンタルズ的にも好まれるリップルを買う投資家は増えていき、リップルの価格は長期的に上昇していくのではないだろうか。
マネーグラム提携によるTWITTERの反応
BIGな材料ニュースとして発表されたリップルとマネーグラムの提携に対して、TWITTERでも早くも話題沸騰といった様子。
リップルの大量保有者としてリップルホルダー達からリスペクトを得ている与沢翼氏も瞬時にTWITTERにてリップルとマネーグラムの提携について発信を行なっていた。
また、リップルのCEOであるBrad Garlinghouse氏もTWITTERで発言した内容に、しっかりとXRPと明記されている。
TWITTERは仮想通貨のリアルタイムな情報が早く、アンテナが高く最先端を進み、未来を歩んでいる先見性の高い投資家達が様々な情報を発信しているので、仮想通貨初心者の方はTWITTERで情報収集を行っていくと良いだろう。
マネーグラムとは
リップルが提携した「マネーグラム Money Gram」とは(本社: 米国テキサス州ダラス市、ニューヨーク証券取引所上場)とは、アメリカ最大手の国際送金サービスを行う巨大企業。
全世界200国以上に送金を行っており、その高いセキュリティや安全性・信頼性は各方面から高い評価を得ている。
SBIとも既に提携を行なっている国際送金企業であり、SBIの公式ホームページにも「マネーグラム Money Gram」に関する情報が以前から公開されていた。
全世界への国際送金を目的としたリップルとの親和性は非常に高く、リップルが掲げる全世界送金の実現のために、今回発表されたリップルとマネーグラムの提携は仮想通貨市場に非常に大きなインパウトを与える特大ニュースだ。
マネーグラムジャパン
上記に説明したマネーグラム社の日本支社がマネーグラムジャパン(http://moneygram.jp)だ。
マネーグラムのサービスを全て日本語で利用することができ、世界中に送金を行うことができる。
リップルとマネーグラムが提携したことで、マネーグラムジャパンのサービスにもリップル(XRP)が利用されていく見込み。
EnRemit(エンレミット) マネーグラム
リップルと強力な提携により仮想通貨送金にも関連するマネーグラムは、enRemit(エンレミット)とも提携を行なっており、enRemitんWEBサイトから送金手続きのお申し込みをすると世界各国にあるマネーグラム取扱店で受け取ることができるサービスを展開している。
このenRemit(エンレミット)にも、マネーグラムとの提携によりリップル(XRP)がサービスに導入されていく見込みだ。
SBIレミットとリップル
SBIの北尾社長が公の場で「リップル!XRP!」と連呼していたように、今回発表されたリップルとマネーグラムの提携により、リップルの価値はさらに高まるだろう。
また、マネーグラムとリップルの提携は事実上のSBIレミットにリップル(XRP)が実装されることを意味することになるだろう。
SBIレミットとは、SBIによる国際送金サービスを行なっている企業であり、世界各国と32万以上の拠点から国際送金や受取が可能となるサービスだ。
2010年に設立されてから8年目となるが、リップルとマネーグラムの提携により、XRPのポテンシャルを発揮したSBIレミットのサービスも本格始動することになるだろう。
リップルがSBIレミットに利用されることで、今まで送金にかかっていたコストや時間が一気に短縮され、およそ2秒程度で送金が完了してしまうという革命的なサービスが誕生するだろう。
リップルがファミリーマートで利用か
マネーグラムとリップルの提携に関連するサービスや企業について連想をしていくと、SBIレミットのサービス対応がコンビニエンスストアのファミリーマートでも行われているというソースも発見。
日本全国各地にあるファミリーマートは我々の日常生活にとっても馴染みのあるコンビニだが、ファミリーマートがSBIレミットのサービスに対応しているということは、つまりはファミリーマートにマネーグラムのサービスが利用でき、ファミリーマートでリップルが実際に利用されていくという連想にもなる。
ファミリーマートから知人や友人にリップル(XRP)を送金するということは、リップルにとって非常に大きな好材料ということになるのではないだろうか。
リップルとマネーグラムの提携ニュース見ました!