投資家の兄弟たちよ、ごきげんよう。
10月9日は世界に衝撃が走った1日になった。アメリカ大統領にドナルドトランプ氏が就任した日だった。ドナルドトランプ氏は女性問題や過激な発言などで問題になったが、それでもヒラリー氏に負けずに米大統領選を勝ち抜いた。さらに政策としてもうとても閉鎖な政策を掲げ、外交を拒む形となっていく可能性がある。このドナルドトランプ氏がアメリカ大統領になることにより世界経済、ドナルドトランプ関連銘柄がどのように変わっていくのか個人的にも気になるところだ。
目次
ドナルドトランプ氏が世界経済を変える?
まず今までのオバマ政権からトランプ新政権になることで何が変わるか頭に入れておこう。
オバマ政権
税財政 医療保険制度改革(オバマケア)を実行
金融 リーマン危機後に規制を強化するドッド・フランク法を制定、施行
通商 TPP交渉を推進
為替 リーマン危機後は大規模な金融緩和でドル安傾向に
対テロ イスラム国への空爆に踏み切るも苦戦
中国 気候変動対策で協調、南シナ海などでの海洋進出では対立
北朝鮮 政府機関などに金融制裁。
ロシア シリア、ウクライナ、サイバー攻撃問題などで対立
トランプ新政権
税財政 税制を簡素化し法人税率を35%から15%に引き下げ。オバマケアの撤廃
金融 ドット・フランク法の撤廃。金融規制を緩和
通商 TPPに反対
為替 中国を為替操作国に指定し、対抗措置をとる。
対テロ テロ関連国からの移民の受け入れを停止。米国内のイスラム教徒監視強化
中国 東、南シナ海での米軍展開強化
北朝鮮 中国に解決求める。金正恩委員長と会談も
ロシア 関係改善に意欲。IS対策などで協力も
などとオバマ政権は外交の強いイメージがあったがトランプ新政権はどちらかと言うと閉鎖的なイメージが強い。自由貿易の拡大や移民の流入に背を向け、国を閉ざそうとするアメリカニズムの危うさは否めないだろう。
TPP反対を受けTPP関連銘柄の急落
アメリカ大統領にドナルド・トランプ氏が決まったことを受け、アジアの株式市場では保護主義の高まりへの警戒感などから急落する銘柄が続出している。環太平洋経済連携協定(TPP)発効への期待から買われていた銘柄の下落が目立っている。トランプ氏が掲げる米の輸入関税引き上げなど保護貿易への懸念も膨らんでいる。シンガポールの物流施設大手、グローバル・ロジスティック・プロパティーズ(GLP)は3%近く下げた。香港市場では大手商社の利豊が4.5%下落している。このことから外交関連銘柄の下落はしばらく続くのではないと考えている。
トランプ大統領就任により上がる株は
トランプ氏がアメリカ大統領に就任することで株式市場は下落だけではない。もちろん上昇を見せているトランプ関連銘柄も存在してくる。かねてからブログに書かせてもらっているインフラ関連銘柄は上昇傾向を見せている。トランプ関連銘柄として上昇する可能性のある銘柄を考えてみよう。
トランプ関連銘柄の本命
【6301】コマツ
前からから本命のドナルドトランプ関連銘柄として注目しているのは【6301】コマツだ。ドナルド・トランプ氏が大統領就任が決まってからも上昇傾向を見せている。ドナルドトランプ氏は政策としてインフラ投資を中心に考えて、米国売上高比率が35%という実績を持つコマツを有力視している。交通インフラや公共投資などの事業展開から、本命のドナルドトランプ関連銘柄として期待している。
【1414】ショーボンド
ショーボンドもトランプ氏大統領就任を受け上昇を見せている企業だ。道路や鉄道をはじめとしたインフラの補修や補強を手がけている企業なので、インフラ関連のドナルドトランプ関連銘柄として挙げられる。
今回の米大統領選を受け、株式市場は大荒れを見せている。ドナルドトランプ関連銘柄は少し難しい状況になってきているだろう。しかし下落の関連銘柄だけではない。必ず恩恵を受けるドナルドトランプ関連銘柄は存在するだろう。ドナルドトランプ関連銘柄にアンテナを張り常に最新情報を入れることが重要だ。
11月18日追記
17日(米国時間)午後5時前から約1時間半、ニューヨークに出張中の安倍晋三内閣総理大臣は、トランプ・タワーにおいてドナルド・トランプ次期米国大統領との会談を行った。この会談でなのを話し合われてのかは不明だが、今後トランプ関連銘柄がまた動向するかもしれない。ますますトランプ関連銘柄から目が離せない状況になってきている。
トランプ大統領でトランプ関連銘柄はこれから見ものですね!!!
為替やいろいろ気になりますけれど、トランプの発言で日本株や日経平均株価も大きく動きそうな予感がします!!!
トランプ関連銘柄はこれからもっと増えてきそうですね!!
株王獅子まるさんのブログ、いつも楽しく拝見しています!!!