ごきげんよう、株王獅子丸だ。調子はいかがだろうか?
現在では、世界中でシステム化が進んでいる。それを支えているのが「データセンター」だ。これがあることで、コンピュータを使った作業もスムーズにできているのだ。そこで今回は、データセンターの内容と関連株について紹介していく。
目次
データセンター
データセンターとは、コンピュータに関するサーバや通信装置などを設置したスペースのことだ。分かりやすく言うならコンピュータシステムの「核」となる部分だと言っても良いだろう。これがあることで、コンピュータをとても便利に使える。
例えば、地震などが起こりコンピュータのデータが飛んでしまったというときであっても、データセンター内にあるサーバがバックアップをとってくれてたおかげで、仕事への支障も最小限に抑えられるため、大損失を防ぐことも可能だ。
また、ネット通信においてもこれがあることで、スピーディーな速度で利用できるという面もあり、現在ではなくてはならない存在になっている。そのため、現在ではたくさんの会社が利用しているのだ。今後も、インターネットは無くならないことが予想されるため、なくてはならないはずだ。
アメリカのクラウドサービスがデータセンター開設へ
アメリカでも、日本と同じようにクラウドサービスは進んでいる。そんななか、クラウドサービスを運営している「Virtustream」は、日本のデータセンターから自社のサービスを広げていくということが発表された。
しかも、すごいのが「NTTコミュニケーションズ」や「EMCジャパン」の大手と協力するということだ。これが実現することで、日本にまた新たなサービスが広がっていく可能性もあり、今後のコンピュータ事情も少し変わってくるかもしれない。
また、NTTコミュニケーションズと言えば、国内の通信業界においてとても強い力を持っている。そのため、今後は業界内の勢力図も一気に変わるかもしれない。日米両国の個性が出ることを期待している。
富士通が重大発表!
データセンター施設内で使われている「光モジュール」について富士通から重大発表がされた。なんと、データ通信を現在の消費電力量と比べ30~55%で動作できる回路を開発したというのが分かった。
しかも、トロント大学との共同開発ということもあり、とても期待できる。これが実現されれば、データ通信速度を上げることもできるし電気代も場合によっては安くなる。そのため、仕事の効率化やコストカットにもつながるだろう。
特に、今後の日本では人口も減っていくため、業界によっては企業の売上も下がるところが増えていくことが予想される。しかも、現在では従業員を減らしている会社も多い。そういう場所にとっては、このシステムは役立つと言えるだろう。
注目のデータセンター関連銘柄
株式市場に多数存在するデータデンター関連銘柄の中から俺が注目している銘柄を紹介するのしっかりチェックしてもらいたい。
【1959】九電工
「九電工」では、データセンターの構築などを行っており、放送局や通信局などをはじめ、たくさんの場所で活躍している。福岡に本社を持っている会社だが、従業員数は6000人を超える。そのため、安定性もあると思いおすすめした。
【2768】双日
「双日」もデータセンター事業を行っている。しかも、現在では事業を拡大しているため、今後も期待したい会社だ。しかも、データセンターの事業を行ってもうすぐ10年経とうとしているため、安定した運営が続いていると言えるだろう。
【3778】さくらインターネット
創業20年と割と浅い企業が「さくらインターネット」。ただ、グループ企業もたくさん持っており割と安定性もある。さらに、データセンターなどシステム関連についてのエキスパートも集まっていて、業界内でも信頼している会社だ。
【4307】野村総合研究所
「野村総合研究所」と言えば、色々な調査をしている会社というイメージを持っている人もいるだろう。しかし実は、自社でデータセンターも運営しているのだ。さらに、「野村ブランド」と言うのはやはり大きい。今後も活躍するだろう。
【4689】ヤフー
「ヤフー」と言えば、インターネットを日本に広めた企業だと言っても良いだろう。ヤフーは「IDCフロンティア」と協力してデータセンターの運営をしている。今後もヤフーが処理するデータ量も増えることが予想されるため重要な企業となるだろう。
【6501】日立製作所
「日立製作所」は、まさに「何でも屋」と言っても良いほどあらゆる事業を展開している。もちろんデータセンターも自社で運営しており、各部門に生かしていることだろう。今後も、事業間同士の相乗効果により会社は成長するはずだ。
【6702】富士通
最後に紹介するのが「富士通」だ。この会社は、まさにシステムに特化した大企業だと言っても良いだろう。エンジニアも充実しており、すぐに対応してくれるイメージだ。今後は、どれだけ多くの企業にデータセンターを提供できるかが勝負だろう。
まとめ
データセンターは、今後も増えていくことが予想される。やはり、インターネットを使うのが当たり前になっている世の中になっている以上、見えないゴールに向かってシステムの進化が続くだろう。今後は、データセンターの運営や内容がどう変わるか見ていきたいと思う。