投資家の兄弟たちよ、ごきげんよう
現在では当たり前のようにコンピュータを使い快適な生活を送っている。ただ、なかにはウイルスなどを送り込むなどし、コンピュータデータを破壊されることも。それを防ぐのが、「サイバーセキュリティ」だ。そこで今回は、「サイバーセキュリティ」業界で注目したい銘柄を紹介する。
目次
サイバーセキュリティ
「サイバーセキュリティ」とは、コンピュータへの不法侵入を防ぐためのセキュリティだ。ウイルスを送り込まれたり、情報を読み取られるという行動を未然に防ぐことで、情報漏洩などをなくすことを指す。
具体例を挙げると、セキュリティソフトを使った防御だ。しかし、最近ではコンピュータへ侵入する手法が巧妙化されており、既存の「サイバーセキュリティ」では、守れない場合も起こっている。
そのため、いかに速い速度で、サイバーセキュリティの技術を向上させていくかもポイント。日本では、2016年からマイナンバー制度も導入された。部外者がコンピュータ内に侵入されると、国民の情報がばら撒かれる恐れもある。世界中から、情報を狙われているという意識を持ち、情報管理をしていってもらいたいものだ。
深刻なECサイト被害
インターネット上で、買い物など売買を行えるサイトのことを「ECサイト」というが、その被害が多いことが分かった。トレンドマイクロの調査によると、半数近くがサイバー攻撃を受けたことがあると答えたのだ(2016年12月27日~28日調査)。
しかも、そのうち70%近い人が、実際に被害を受けた経験があるのだ。つまり、全体の35%近くの人が、被害に遭っているということになる。よって、私たちにも身近なものであるということを意識しておかなければならないだろう。
特に、最近ではブログなど自分のホームページを持っている人も増えている。そのため、場合によっては更新したものが書き換えられたりして、自らのイメージを損なってしまう恐れもある。サイバーセキュリティをしっかりすることで、いくつかは防げるだろう。
ワードプレスも被害をたくさん受けている!?
ブログ更新やホームページ作成のツールとして、最近使用されているのが「ワードプレス(WordPress)」だ。アフィリエイトをやっている人は使っているかもしれない。実は、ワイドプレスに脆弱性があるという情報が何者かによってばら撒かれた。しかも、そこから5日間で3000件近い攻撃を受けていることが分かった。
つまり、ワードプレスを使っている人たちも、他人ごとではないことを認識しておかなければならないだろう。今後も、今以上に協力性を持つウイルスなどを生み出し、サイバー攻撃をしてくる人たちも増えることが予想される。
また、現在では「情報戦争」と呼ばれる言葉もある。これは自分の情報を守り、相手の情報を錯乱させるかで自国が勝っていくというものだ。今後も、ますます白熱していくことだろう。
注目のサイバーセキュリティ銘柄
俺が注目しているサイバーセキュリティ銘柄を紹介するので参考にしてもらいたい。
【4344】ソースネクスト
格安なウイルス対策ソフトを販売しているのが「ソースネクスト」だ。1980円払ってダウンロードしてしまえば、そのパソコンが壊れない限りは無制限に使うことができる。今後も価格破壊をしてくれるのではと注目している。
【3676】ハーツユナイテッドグループ
ハーツユナイテッドグループは、実際にコンピュータ内部の不具合などについて調べてくれ、それに合った製品をアドバイスしてくれる会社だ。そのため、頼りになる会社だと言えるだろう。コンピュータに詳しくない人は助かるはずだ。
【2326】デジタルアーツ
情報漏洩を防ぐことをメインに事業を展開している会社が「デジタルアーツ」だ。ホームページを見る以上、企業だけではなく官公庁や学校向けに製品を販売していることが予想できる。そのため、大口の取引先も多そうだ。
【2327】新日鉄住金ソリューションズ
金融から製造まで、色々な業種の会社に対応したシステムを提供するのが「新日鉄住金ソリューションズ」だ。会社の規模が大きいため、簡単にはつぶれないはず。安定性を長期的に求める人は、ぜひ検討してほしい会社だ。
【3788】GMOクラウド
ここ数年で存在を出してきたのが「GMOクラウド」だ。GMOグループといえば、たくさんの会社を持っているため、この会社が他社へ売却されない限りは安全だろう。しかも、メジャーになりつつある「クラウド」の形態に対応しようとしているため、時代と完璧にマッチすれば頼もしい会社だ。
【3762】テクマトリックス
テクマトリックスも情報セキュリティソフトなどの販売を行っている会社だ。ここの会社は、たくさんのスポンサーと、大きなイベントを開くこともしている。しかも、その内容には有名人を読んでのトークショーなども行っているため、存在感が大きい会社だと思う。
【4704】トレンドマイクロ
最後に紹介するのが「トレンドマイクロ」だ。長年、セキュリティソフトを提供している会社として有名で、競合他社のなかでも販売実績は相当高い。主力商品でもある「ウイルスバスター」は、今後も世の中に広め続け活躍してくれるだろう。
まとめ
コンピュータを使用し、事業を起こしている人はサイバーセキュリティの利用は必須だ。しかも世界中でコンピュータが使われ始めているため、今後も需要は広がると見ている。サイバーセキュリティ関連銘柄を購入する際は、何がトレンドなのかしっかりと把握する必要があるだろう。