この株ブログでは株初心者に対して、これから株式投資を行ううえで気をつけるべき点を度々語っているが、この話は株初心者以外の方も改めて考えてみるとよいと思う。
株初心者は株を趣味にするな
趣味では稼げない
株初心者だけではなく個人投資家の大多数は会社勤めのや自営業などの本業をする傍らで株式投資を行っている場合が多い。俺もそうだ。
個人投資家、特に株初心者の方に、「趣味って何ですか?」と質問すると、「私の趣味は株です」「趣味程度に株をやっています」と言う人がいる。
批判されてしまうかもしれないが、俺はこういう話を聞くと、「ああ。この人は株で稼げてない人なんだな」「今は勝てているかもしれないが、いつれ大負けする人だな」と思ってしまう。
趣味とは、人それぞれ自由であり何を趣味にしようとその人の勝手だが、趣味の定義とは、損得抜きで好きな事をひたすら楽しむ事だと俺は思っている。
つまり、楽しいからこそ趣味であり、楽しくないことは趣味とは言えない。
株式投資に対しても趣味としてそういう態度で向き合っていたとしても、偶然や運がよく稼げることもあるとは思うが、長期的に本気で株で稼ぐことを考えた場合、勝てる可能性は低くなるだろう。
株は生業。株は職業。株はシゴト。
株初心者の方は、今のうちから意識改革をしておくとよいと思う。
間違っても、「趣味で株やってるんです」なんて口にしないほうがよい。
口は災いのもと。軽はずみにこんな安易なことを言うべきではない。
「株は自分の生業」「株は自分の職業、シゴトだ」という意識をもつべきだ。
徹底して利益を追求する、真剣に株式投資市場に向き合う、株価の推移を研究する、本気で株の情報や注目銘柄情報を探して収集する、このようなシゴト的な意識を株に対してもつと、クールになれる。
万が一の場合にも、冷静に対処することができ、シゴトとしてとらえているからこそ、感情にも左右されにくくなる。
趣味というものは、好きなときに好きなだけやるからこそ楽しいものだが、お金もかかるもの。
株を好きなときに好きなだけやって、お金も失って、それで楽しいのだろうか?楽しくないだろう。
大切な資産、自分のお金を投資するのが株だ。
趣味として株を楽しむのは自由だが、稼ごうと思うなら趣味として考えていたら痛い目をみるぞ。
例え、経験が浅くても、まだ株を始めたばかりでも、自分は真剣に株をシゴトとしてやるという意識をもっているだけで、相場の見方や株の情報収集の精度もかわってくるぞ。
株で稼ぐ事に対して本気で真剣になれる自分に誇りにもとう。