株式投資市場には、ある仕組みがある。
株の始め方を学ぶ前に
株初心者は株の仕組みを学ぼう
株を始めたばかりの初心者はこの仕組みに気がつかないことが多いが、
「個人投資家が貧乏くじを引きやすい」
という仕組みになっていると思う。
株には、買い方と売り方があるように、買う順番と売る順番もある。
だいたい、最初に買うのは海外の投資家やファンドなどの機関筋であり大型資金をもっているケースが多い。
そしてこういった筋には、優秀な頭脳を持った株のプロが数多く所属している。
さらには、プロならではの情報網や、企業経営者、政界や財界の大物達との繋がりや人脈ももっている。
このようなパワーを結集させたうえで、潤沢な巨額資金で株式投資を行っている機関筋は非常に強い。
正直、ひとりの個人投資家がこのような機関筋の先を常に行くことは現実的に難しい。
では、我々個人投資家はどうやって株式投資市場に向き合えばよいのか。
その答えのひとつが、「機関筋の気配を敏感に嗅ぎ付けること」だと思う。
株を買う順番の、一番手のグループになることを狙う初心者の方が多いが、一番手は機関筋に譲っておけばよいというくらいの心構えで俺はいる。
俺が重視しているのは、二番手のグループに並ぶことだ。
三番手、四番手となってくると、その頃には相場も後の祭りとなってしまっている場合も多い。
株を始めたばかりの初心者の方は、株を買う時に、二番手になることを狙うとよいだろう。
二番手になるためには、機関筋の気配を感じ取ること、その有効的な方法についてはまた後日この株ブログでも語っていきたいと思う。