株式投資に関する情報ソースの権威と言えばあなたは何を思い浮かべるだろうか?
日経新聞や証券会社の担当、信頼出来る投資顧問など、様々な情報源を思い浮かべると思うが、ほぼ共通して「四季報」が真っ先に浮かぶはずだ。
当ブログを読んでいるあなたも、当然「四季報」も熱心にチェックしていることだと思うが、11月2日に更新された四季報WEBサイトの記事は特に要チェックだ。
「郵政株を超える高配当利回り銘柄」の特集がされており、とても興味深い内容となっているぞ。
旬な話題として、高配当な利回りが魅力となり日本郵政・ゆうちょ銀行・かんぽ生命の株が人気を博したが、これらの郵政株よりもさらに高配当な銘柄はまだまだ数多くあるということを、四季報が非常にわかりやすくまとめている。
郵政3社の配当利回り
【6178】日本郵政 3.29%
【7182】ゆうちょ銀行 3.45%
【7181】かんぽ生命 2.55%
郵政3社の配当利回りは、ご存知の通り上記の数値となっており、東証1部の上場銘柄の平均的な配当利回りに比べて約1.6%ほど高い。
しかしこれらよりもさらに配当利回りが高い銘柄があるということだ。
郵政株以上に高配当な銘柄
四季報の記事を参考に、個人的に配当利回りが高い銘柄をまとめてみたが、
【8186】大塚家具 4.96%
【2326】夢真HD 4.90%
【8624】いちよし証券 4.88%
【8708】岩井コスモ 4.67%
【8616】東海東京fHD 4.57%
これまで上記の5銘柄に特別に注目したことはなかったが、配当利回りに視点を置いてみると、改めてその配当利回りの高いことがよくわかる。
そして、郵政3社の上場からの爆発的な上昇がいったん落ち着いた理由のひとつとしても、配当利回りが郵政株よりも高い銘柄はあるということを多くの投資家が意識しはじめ、市場全体としての冷静さを取り戻してきたような感覚があるのではないだろうか。
もちろん、郵政株の株価が上昇するのは配当利回りの高さだけではなく、事業内容、企業の成長性にかかる部分が大きいので、ここから先、郵政株の値上がりは本格的に企業としての実態が投資するべき価値があると判断されるようになった時だろう。
個人的には、未来を先読みすれば、現時点でも郵政3社の株は投資すべき価値が充分にあると思っているが。
当記事を読んで、個別銘柄の配当利回りが気になった方は改めて11月2日に更新された四季報WEBサイトの高配当銘柄の特集記事をチェックしてみるとよいだろう。
今日は日経平均も活気づき、市場にパワーが戻ってきたような印象を受けた。
郵政株に集中していた資金が、他の大型銘柄に戻り始めている動きも観測できた。
現時点では大きな不安材料は払拭された感もあり、ここから日経平均が2万円台まで早急に回復することを願う。