IOTやロボットテクノロジーの発展に伴い、画期的な人工知能(AI)の開発が次々と進んでいる現代において、株式投資市場でも必然的に人工知能関連銘柄・AI関連銘柄・ロボット関連銘柄・自動運転関連銘柄などへの関心が高まってきていることからも、本命の人工知能関連銘柄を探している投資家も増えている。
目次
人工知能関連銘柄に注目
既に情報通の投資家の方であればご存知かと思うが、人工知能関連銘柄・AI関連株といえば、
【2158】UBIC
【4662】フォーカスシステムズ
【2349】エヌアイディ
【3666】テクノスジャパン
【3744】サイオステクノロジー
【3905】データセクション
【3680】ホットリンク
【3655】ブレインパッド
【4326】インテージ
【6425】ユニバーサルエンターテイメント
【9468】KADOKAWA・DWANGO
【9984】ソフトバンク
【8725】MS&ADインシュアランスグループHD
【4812】電通国際情報サービス
などが挙げられるが、今回はこの中でも本命の人工知能関連銘柄として注目している【2158】UBICと【3666】テクノスジャパンについて取り上げていく。
人工知能関連銘柄とは?
人工知能関連銘柄とは、現在最新のテーマ株であり、人工知能に関連するテクノロジーを有し、人工知能の開発を手がける企業、人工知能を搭載したロボットや自動運転車などの各種人工知能関連製品の製造に携わる企業、人工知能システムを利用したサービスを提供する企業などを指す呼称である。
人工知能の技術は急速な勢いで進化しており、既に我々の日常生活の一部としてとけ込んでいる人工知能関連サービスも多数ある。
人工知能(AI)は、将来的な成長性も非常に高い分野であり、今後も技術面、話題面においても注目必至となる人工知能関連銘柄を把握しておきたい。
人工知能関連銘柄の本命
数ある人工知能関連銘柄の中でも、今後の飛躍的な成長が期待される本命の人工知能関連銘柄を厳選してピックアップ。
【2158】UBIC
【2158】UBICは、人工知能を駆使したビッグデータ解析事業を展開する企業であり、最先端の技術を有するIOT関連銘柄としての側面も持ち併せている人工知能関連銘柄の中でも最重要な銘柄だ。
また、UBICは日本国内の株式市場だけではなく、米国ナスダックに上場しており世界的にも期待を集めている人工知能関連銘柄だ。
UBICが人工知能関連銘柄の本命とされる理由のひとつとして、UBICが開発した優れた人工知能を高く評価したい。
人の思考や行動を解析する行動情報科学の研究から生み出されたUBIC独自の人工知能は法律・起訴分野で活かされ、さらには医療分野にも展開している。
UBIC独自の人工知能は「バーチャルデータサイエンティスト」と名付けられており、この人工知能が搭載された「Lit i View」は、機密文書の情報漏洩を防ぐ次世代のサービスとして今後の更なる発展性も秘めている。
また、経済産業省広報誌である「METI Journal6・7月号」でもUBICの人工知能に関する取材記事が掲載されるなど、各方面から高い評価を得ている人工知能関連銘柄だ。
UBICのLit i Viewの説明動画
人工知能関連銘柄の本命であるUBICの主力製品となるLit i Viewについて日本語訳で説明がされている動画だ。
まだ見たことが無い方は必見の内容。
ビッグデータ関連銘柄としても注目
【2158】UBICは本命の人工知能関銘柄として注目が高いだけではなく、産業界がこぞって関心を寄せるビッグデータ解析ビジネスにおいて、人工知能を活かしてコンピューターがビッグデータ分析を行うバーチャルデータサイエンティストを発表している。
ビッグデータ関連マーケットではデータ分析を担う人的なデータサイエンティストの人材不足が問題となっている中、独自のノウハウを活用した人工知能によるビッグデータ解析は非常に伸び白のある事業だ。
これらの点からも、UBICはビッグデータ関連銘柄としても強い期待が持てる銘柄だ。
【3666】テクノスジャパン
【3666】テクノスジャパンも人工知能関連銘柄の本命として個人的に大きな注目をしている銘柄だ。
テクノスジャパンによって開発された「scorobo」は、統計アルゴリズムなどの人工知能テクノロジーを応用した意思決定支援ツールは今後様々な分野における拡張性を秘めており、ビッグデータ解析以外の分野においても大きな活躍が期待できる。
IOTや人工知能、ロボット関連のマーケットと並んで高い成長性が期待されているマーケティングオートメーション(MA)市場においてもテクノスジャパンの人工知能は一番の注目の的となるのではないだろうか。
その他にも、IoT技術を人工知能へ効果的に活用するなど、他企業との協業という点も、テクノスジャパンを本命の人工知能関連銘柄として期待することができる理由のひとつだ。
ZMP関連銘柄としても注目
【3666】テクノスジャパンは、人工知能関連銘柄、ビッグデータ関連銘柄というテーマ以外にも、自動運転関連銘柄として大注目を浴びているZMPとの資本業務提携が非常に興味深い。
ZMPは自動運転技術に加えセンシングソリューション技術を持つ企業であり、テクノスジャパンの人工知能及びビッグデータ解析技術との組み合わせから、想像を絶する化学反応が起こり、同業他社が追随することができない独自性の高い新たなソリューション製品を開発する可能性がも高い。
ZMPが持つ自動運転術は世界中から関心を集めており、ソニーやインテルなども出資を行っている大注目の企業だ。
そのZMPが、テクノスジャパンの人工知能やビッグデータ解析技術を評価し、業務提携が行われると考えると、未来の展開が見えてくる。
テクノスが所有する「scorobo」などの人工知能技術がZMPの自動運転車をはじめとした各種製品に搭載されると想定した場合、他にも数多くあるZMP関連銘柄と比べても、ZMPと非常に密接な関係にあたるZMP関連銘柄としてテクノスジャパンを見ることができる。
人工知能関連銘柄・ビッグデータ関連銘柄・ZMP関連銘柄といった非常に注目度の高い株テーマにあてはまるテクノスジャパンは今後とも目をはなすことができない重要銘柄だ。
人工知能関連銘柄の今後
今回、本命の人工関連銘柄として取り上げたUBICとテクノスについて、株価チャートの推移、出来高の増減、IRなどの材料要素からも、短期的な期待ではなく、長期的に成長性が高い企業として注目している。
人工知能関連銘柄は今後もさらに新たな発表が出やすい分野であり、時代の進歩と共に人工知能が我々の日常生活の中に普及してくることを考えると、現在進行形で進んでいるテクノロジー社会へ向かう世界の動きにマッチしていると考えられる。
人工知能関連銘柄はここから先の重要な株テーマだ。