リチウムイオン電池関連銘柄 日産の新型「リーフ」にも注目

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これまでも何度か取り上げてきたリチウムイオン電池関連銘柄だが、電気自動車(EV)や太陽光発電施設の普及に伴い、リチウムイオン電池の需要はまだ拡大し続けている。今後もさらなる需要拡大が見込まれる事からも、魅力的な投資テーマの1つな事はいまだ変わりはない。リチウムイオン電池自体の性能向上が、蓄電池を使用する機械や設備の普及を促進する好循環に期待できる。

リチウムイオン電池関連銘柄リスト

リチウムイオン電池関連銘柄は、蓄電池需要を後押しする製品開発が着実に進められていることから要注目だ。蓄電池の能力は向上を続けており、今後もさらなる性能向上に合わせて、リチウムイオン電池を搭載する設備が増加すると考えられる。

大量の電気エネルギーを貯蔵する蓄電池には高い安全性が求められるため、生産ノウハウを有する企業は安定した収益を確保しやすくなる。電気自動車についてはイギリスなどで将来的にガソリン車の販売が禁止される方針が出されるなど中長期的な普及に期待でき、リチウムイオン電池需要も急増する可能性がある。また、電気自動車だけでなく自家発電システムの普及も、蓄電池需要を後押しすることが期待される。

まずは注目しておくべきリチウムイオン電池関連銘柄を下記にまとめておいた。各種のリチウムイオン電池関連銘柄に対する個人的な見解や分析も交えて紹介しておくので参考にしてもらいたい。

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<6971>京セラ

電子部品のほか、スマートフォン等の機器製造にも取り組んでいる。リチウムイオン電池関連では蓄電池システムを提供しており、蓄電池需要の高まりによる業績への好影響が期待できる。京セラブランドを活かして信頼度の高い蓄電池製品をさらに普及させられるかどうかに注目したい。

<7201>日産自動車

大手自動車メーカーである。検査手順の不備問題が販売に与える影響が懸念される。ただ、中長期的には電気自動車「リーフ」が業績に貢献することが期待される。国内だけでなく海外市場でも電気自動車ビジネスを急拡大できるかに注目したい。

<5333>ガイシ 

リチウムイオン電池と並ぶ蓄電池であるNAS電池を製造している。NAS電池は大容量の蓄電に適しており、災害対策等の需要に期待できる。リチウムイオン電池が普及すれば蓄電池への関心が高まり、恩恵波及の可能性がある。

<6245>ヒラノテクシード

多様な塗工ラインを製造している。リチウムイオン電池の製造に欠かせない電極塗工ラインの製造も行っており、電気自動車や自家発電システムの普及でリチウムイオン電池需要が高まれば、右肩上がりの業績へのさらなる追い風となる。

<4080>田中化学研究所 

電池の正極材料ビジネスに取り組んでいる。事業の幅が比較的狭いことから、リチウムイオン電池需要の高まりが業績に与える影響は小さくない。リチウムイオン電池だけでなくニッケル水素電池向けにも正極材料を提供しており、いずれの電池需要が高まっても恩恵を受けられる。

<4047>関東電化工業

電池材料ビジネスに取り組んでいる。リチウムイオン電池の電解質の製造で20年以上にわたる歴史を誇っている。新興諸国などでスマートフォンが普及したり、先進諸国を含めた世界各国で電気自動車へのシフトが進んだりすれば電解質需要も高まる。

<4217>日立化成

リチウムイオン電池や蓄電システムを製造している。多様な電子部品の製造技術を有していることから、複数の技術を併用した製品開発を行いやすい。より先進的で高付加価値なリチウムイオン電池関連製品を提供し、利益率を高めることが期待される。

日産が新型「リーフ」を発売

日産自動車は、新型モデルの電気自動車「リーフ」を発表した。電気自動車はガソリン車と比べて航続距離の短さが課題とされてきたが、新型のリーフでは400kmの航続が可能となった。リチウムイオン電池をはじめとする蓄電池の能力が高まったことが背景にある。

近距離の買い物利用等だけでなく、帰省などにも電気自動車を活用しやすくなったと言える。また、充電にかかる時間も短縮されることとなった。急速充電を行えばわずか40分で80%の充電が可能だ。ショッピングセンター等の駐車場に設置されている急速充電スペースを利用すれば、買い物を楽しんでいる間に電気自動車の充電が完了するくらいの時間である。

さらに、家庭用の普通充電でも、6kWでの充電を行えば充電時間は8時間で、夜間に安価な深夜電力を活用するなどして効率よく充電できる。燃料コストを下げたいと考える自動車ユーザーにとっても魅力的な新型車と言えるだろう。

電力の自家消費ニーズの高まりに期待

リチウムイオン電池が活用されるのは、電気自動車だけではない。太陽光パネルなどとセットにして、家庭用蓄電池として利用されるケースも見られる。

例えば、京セラは今年1月に、家庭の生活パターンを学習して効率よく蓄電する蓄電池システムの発売を開始した。太陽光発電は固定価格買い取り制度による買取価格が引き下げられたことからブームが下火になったものの、パネル価格の低下やエネルギー変換効率の高まりなどから、今後も一定の需要はあると考えられる。家庭だけでなく工場や事業所においても、災害時などにも電力を確保する目的で、蓄電池を設置したいと考えるケースがある。

従来は蓄電池を設置するとなると大規模なスペースが必要であった。しかし、リチウムイオン電池の性能向上に伴って小型化が進み、一般家庭に設置しても違和感のないサイズとなっている。

リチウムイオン電池関連銘柄への投資ポイント

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リチウムイオン電池関連銘柄は、電気自動車の普及や蓄電システムの人気化が進めば恩恵を受けられる。日本企業には多くの関連銘柄があり、国内外での活発なビジネス展開に期待したい。

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