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リチウムイオン電池関連銘柄リスト
投資家の兄弟たちよ、ごきげんよう。株王獅子丸だ。
最近、EV車の普及により、今までの自動車業界が変わりそうな勢いだ。ヨーロッパの一部では2040年から、ガソリン車、ディーゼル車の新車販売を禁止すると発表しており、ますますEV車の普及が進みそうだ。EV車にはリチウムイオン電池が必要不可欠ということで、EV関連が盛り上がるとリチウムイオン電池関連銘柄も注目される。今回はリチウムイオン電池関連銘柄について少し書いていこうと思う。
これがリチウムイオン電池関連銘柄リストだ
まずは俺が注目しているリチウムイオン電池関連銘柄リストを下記にまとめた。各種のリチウムイオン電池関連銘柄に対する個人的な見解や分析も交えて紹介しておく。
【4100】戸田工業
戸田工業は、機能性顔料と電子素材を手掛ける化学素材メーカーだな。さらにリチウムイオン電池用正極材料事業も展開している。リチウムイオン電池には正極材が必要不可欠になり、正極材を製造している同社はかなり恩恵を受ける企業の一つだと考える。イギリスのガソリン車販売禁止の本堂が出た時も株価は急騰している。リチウムイオン電池関連銘柄の本命企業だと考えるぞ。
【4080】田中化学研究所
田中化学研究所は、ニッケルやコバルト、マンガンなどの化合物を中心に電池材料、触媒材料、金属表面処理材料などを製造販売する企業だな。戸田工業と同様に、リチウムイオン電池やニッケル水素電池など二次電池に使われる正極材料が主要製品となっている。田中化学研究所もリチウムイオン電池関連銘柄の常連企業となっており、リチウムイオン関連のニュースが報道されるときは、高確率で株価が上昇している。同社もリチウムイオン電池関連銘柄として外せない企業だな。
【6937】古河電池
古河電池は、自動車用蓄電池が主力の企業だな。他にも太陽光発電システム、航空機向け電池、電源装置なども製造している。自動車用蓄電池が主力ということもあり自動車用のリチウムイオン電池の世界高シェアを誇っている。同社もリチウムイオン電池関連銘柄の常連企業だな。今後の株価に期待してほうがいい銘柄だな。
【5331】ノリタケカンパニーリミテド
ノリタケカンパニーリミテドは、国内最大規模の研削砥石やダイヤモンド工具など工業機材事業を展開している企業だ。他にもリチウムイオン電池の製造に使う乾燥炉や焼成炉を製造していることもあり立派なリチウムイオン電池関連銘柄だな。ここ最近の株価も上昇傾向であり、今後も上昇し続けると俺は読んでいる。リチウムイオン電池関連銘柄の影の本命企業だと考える。
【7271】安永
安永は、エンジン部品や工作機械、ハイテク業界向け検査測定装置やワイヤソー等を手掛けている企業だな。最近では、リチウムイオン電池の寿命を延ばす新技術を発表しており注目されてる企業だな。リチウムイオン電池関連銘柄としての歴史は浅いが、十分注目できる銘柄ではないだろうか。
【4109】ステラケミファ
ステラケミファは、フッ素高濃度薬品に強みを持つ中堅化学メーカーだな。最近では、リチウムイオン電池電解液材料の生産を強化していることもあり、リチウムイオン電池関連銘柄として期待できる。同社は6月に中国で電解液の開発をスタートしている。株価は穏やかだったが、ここ最近急騰したイメージだ。リチウムイオン電池関連銘柄の出遅れ銘柄として俺は期待している。
リチウムイオン電池関連銘柄ニュース
リチウムイオン電池に関するニュースを紹介しておこう。
リチウムイオン電池
詳しいリチウムイオン電池に関しては前に記事を書いているのでそれを読んでもらえればわかると思うのでぜひ見てもらいたい。
リチウムイオン電池関連銘柄
イギリスで2040年以降化石燃料車販売禁止
イギリス政府は、7月26日に2040年以降、ガソリン車、ディーゼル車の新車販売を禁止すると発表した。与党と保守党は、公約として「ゼロエミッション」を2050年までに実現させるとしており、今回の発表はそれに向けての一環だな。
イギリスでは、2017年のEV普及率は30パーセントとなっている。EVの新車販売率は5パーセントとなっており、今後この数字がどのように増大していくのが見ものだな。現実問題として、ガソリン車、ディーゼル車を完全になくすことは難しいのが現状だ。この公約が吉と出るか凶と出るかが注目の集まるところだな。
リチウムイオン電池関連銘柄まとめ
ヨーロッパでは、ガソリン車、ディーゼル車の規制が厳しくなってきている。この流れは今後日本にもくる可能性があり、全世界的にガソリン車、ディーゼル車が禁止になる可能性がある。ガソリン、ディーゼル車に変わる次世代動力としてEVもあるが水素も注目されている。ただ水素はコストがかなり高いこともあり、普及に時間がかかりそうだ。そこで、バッテリーを使用したEV車の普及を急いでいるようだな。今後、長期的に期待できるテーマ株として注目しておいたほうがいいだろう。