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テンバーガー銘柄になりやすい銘柄
投資家の兄弟たちよ、ごきげんよう。株王獅子丸だ。
投資家の人なら誰しもが夢見るテンバーガー銘柄。自分の持っている銘柄が10倍、20倍になることなんて夢のようだと思ってはいないだろうか。しかしテンバーガー銘柄は意外と身近に存在していることが多い。過去にテンバーガーを達成した銘柄を見てみると傾向が偏っており、誰しもが手を出しやすい銘柄だったりする。今回は、そんなテンバーガー銘柄について書いていこうと思う。
テンバーガー銘柄になりやすい銘柄分析
俺なりに、過去のテンバーガー銘柄を分析して見たとこを似たような傾向があることがわかった。テンバーガー銘柄になりやすい銘柄として、企業価値が300億円以下の中小型株であり、上場から10年以内の企業が、だいたいテンバーガー銘柄となっている。さらにその中でも、低株価で推移していた低位株で、新興の産業やベンチャー企業などがテンバーガーを達成している。トレンドをとらえた企業や話題性のある企業であり、業績が急拡大大予想されている企業もそうだな。それらを含んでいる銘柄は身近に多数存在しており、誰しもが手を出せる状態にある。
過去のテンバーガー銘柄
先ほど説明したことを踏まえて、過去にテンバーガーを達成した代表的な銘柄を見てみよう。
【4770】図研エルミック
9.99倍
前年月足終値 173円
2014年9月8日終値 1,728円
【4667】アイサンテクノロジー
10.58倍
前年月足終値 276円
2014年9月4日終値 2,920円
【8462】フューチャーベンチャーキャピタル
13.61倍
前年月足終値 191円
2015年12月7日終値 2,600円
【4777】ガーラ
9.43倍
前年月足終値 157円
2015年1月30日終値 1,480円
どの企業も当時は、企業価値が300億円以下の中小型株であり、上場から10年以内の企業なことがわかる。必ずしも時価総額が300億円以下の中小型株であり、上場から10年以内の企業がテンバーガーを達成するとは限らないが、テンバーガー銘柄にはその傾向が多いというのが結論だ。
俺が注目しているテンバーガーになる可能性がある銘柄
ここで俺が密かに注目している、テンバーガーになる可能性がある銘柄を紹介しておく。
【6089】ウィルグループ
ウィルグループは、人材派遣、業務請負等の人材サービスを国内外で展開している企業だ。日本政府が力を入れていることの一つに「働き方改革」があり、人の働き方に関する銘柄が注目されている。同社は、国内外人材派遣サービスの大手企業として、業績を右肩上がりにあげている。またシニア層の人材派遣を展開している同社は、「働き方改革」でかなりの恩恵を受ける企業ではないかと俺は見ている。
【3415】TOKYO BASE
TOKYO BASEは、国産のアパレル店を運営している企業だ。TOKYO特化の「STUDIOUS」と、オリジナル品新業態「UNITED TOKYO」を展開している。現在世界的に日本ブームがきており、日本の用品、洋服、食品などが注目されている。過去にも日本が注目されていた時期があり、その期間は1年や2年では止まらず、50年、60年にも及ぶ期間で注目されていた。同社は、国産にこだわったアパレル事業も展開していることもあり、海外からの注目度が高い。株価はこれからさらに10倍となる可能性がある。
テンバーガー銘柄まとめ
過去にユニクロを運営しているファーストリテイリングが叩き出した株価236倍というテンバーガーはすごかったな。しかしそんなテンバーガー銘柄も実は身近にあり、夢の話ではない。何度も言うが企業価値が300億円以下の中小型株であり、上場から10年以内、なおかつトレンドを押さえた企業が高確率でテンバーガーを達成している。投資家の兄弟たちも今一度自分の身の回りを探して見てはどうだろうか。