マイナンバーセキュリティ関連銘柄
メールセキュリティに強い
ケイティティ【3035】は情報セキュリティ銘柄として強さを誇っている点に注目している。
主にメールに関するネットセキュリティに特化している企業で、メールのホスティング、メール誤送信対策、メール添付ファイルの暗号化、メールアーカイブなど、メールセキュリティを主としたソリューションを豊富に展開している。
オンラインストレージやインフラ環境としてのクラウドサービス、アプリケーションサービス(クラウド型メールセキュリティ、2拠点オンラインストレージ)、ライセンスサービス(メールセキュリティサーバー構築ソフト、ウイルス対策ソフト、ホームページの信頼性や暗号化)など、ケイティティが取り組むセキュリティ事業に対する需要は高いだろう。
先日、日本年金機構の職員が使用する端末に対するサイバー攻撃の事件がニュースになり、約125万件の年金に関する個人情報が流出したため、国策として国をあげてサイバーセキュリティ・ネットセキュリティに対する強化の意識が高まってきている。
これから遂に開始されるマイナンバーシステムにおいても、セキュリティは非常に重要なテーマだ。
そういった意味でもマイナンバーセキュリティというテーマ株の観点からも、セキュリティ関連銘柄としてケイティティははずせない。
ケイティティの株価予想
セキュリティ需要から上昇期待
マイナンバーセキュリティに関連する銘柄に共通しているが、マイナンバー制度の導入と拡大に伴って、ケイティティの株価上昇にも期待をもつことができる。
メールはもはや、現代の私たちにとっては必要不可欠なツールだ。
スマホやパソコンでメールをすることが日常的になっているからこそ、メールセキュリティに強みを発揮するケイティティの活躍も期待できる。
短期的に大暴騰するような銘柄だとは思わないが、その他のマイナンバーセキュリティ関連銘柄と同じく、中長期でも株価が上へ上へと向かってくのではないだろうか。