投資家の兄弟たちよ、調子はどうだろうか? 株王獅子丸だ。
最近では、パソコン上で作業することも増えた。そんな中、出てきたのが「クラウド」の存在だ。これが開発されていることで、働き方もどんどん変わってきている。今回は、クラウドの意味から注目銘柄まで紹介していこうと思う。
目次
クラウド
クラウドとは、「クラウドコンピューティング」を短くして言ったものだ。有名なサービスだと、「Gmail」が挙げられる。サイト上でログインをすることで、自分専用のページ内でデータや資料を保存できたり、メールのやりとりなどたくさんの機能を使うことができるのだ。
例えば、メールを例に挙げてみると、今まではメールを送信する際も各携帯電話にアドレスが与えられていた。そのため、その携帯電話からしかメールを送ることができなかった。しかし、クラウドでは携帯電話を持っていなかったとしても、サイト上に入るだけでメールが送れる。
つまり、ネットカフェに行ったり、他人のパソコンを借りてもメールを送受信したり仕事の資料を保管することができるため使い勝手が良いのだ。その結果、海外でも仕事をしやすくなったと言えるだろう。
良い部分だけではなく悪い部分もある
クラウドは、仕事をする上ではとても便利なシステムだ。さきほど話したメールのやりとりのほか、打ち合わせなどもスムーズに行うことができるため、フリーランスの働き方も変わったのだ。しかし、デメリットも残念ながら存在する。
それは「アカウントの悪用」だ。IDとPWが分かってしまえば、誰でもその人のページに入れてしまう。そのため、ウイルスなどによってデータが漏れてしまうと、自分が作ったクラウド内にあるデータが破損してしまう恐れも。
そのため、今後は他人に妨害されないようにする仕組みを作っていくことがとても重要になるだろう。仕事をより良くスムーズに行うため、今後もセキュリティ面を重視して作ってほしいものだ。
クラウドによって働き方も変わってきている
最近では、クラウドワーキングと呼ばれる働き方をする人も増えている。これは、サイト上でメッセージのやりとりや仕事の納品を行い、自宅で仕事を行う方法だ。例えば、「ランサーズ」や「クラウドワークス」というサイトでは、仕事の発注者と受注者を結びつけるような役割もしている。
そのため、子育てや病気などで会社へ出勤できない人も、手軽に働くことができるのだ。私も、そういう風に働いている。このサービスができてからは本当に働き方も変化した。
今後も自宅で働きたいという人には、うってつけのサービスだと言えるため需要は増えるはずだ。ただ、クラウドが発達していくにつれて、面と向かって人と接する機会を失う人も増えることも予想されコミュニケーションをとれない人も多くなるだろう。
注目のクラウドコンピューティング関連銘柄
俺が注目しているクラウドコンピューティング関連銘柄を紹介していこうと思う。
【3042】セキュアヴェイル
クラウドシステムへの攻撃を防ぐプログラムを開発していたりするのが「セキュアヴェイル」だ。セキュリティソフトを軸に販売しており、たくさんの企業から需要があるだろう。今後もクラウドを守るために重要な会社だと言えるはずだ。
【3697】SHIFT
クラウドシステムの不備がないかなど、ソフトウェアのテストを主に行っているのが「SHIFT」だ。第三者目線でクラウドサイトを見て、アドバイスをしている。そのため、有益な情報を受けることができるはず。今後も成長してほしい。
【4813】ACCESS
「ACCESS」は、クラウドサービスを開発している。色々な会社へ提供しているため、今後も企業からお声がかかるだろう。デパートや病院など色々な場所でのクラウドシステムの提供も期待されるため次世代の企業だと言っても良いはずだ。
【3798】ULSグループ
「UKSグループ」は、ITの進化を支えている会社だ。今後の時代にも対応していくようなクラウドソリュージョンの研究を行っているため、時代とマッチすれば今後も伸びるはず。今後もクラウド業界では要になる会社だと言えるだろう。
【2326】デジタルアーツ
「デジタルアーツ」は、クラウドシステムから情報が漏れることを防ぐよう、セキュリティソフトを主に販売している。地方自治体でも使われているため、収入は安定的に生まれるだろう。今後も情報を守るために、ここのセキュリティソフトが活躍してくれると思う。
【3900】クラウドワークス
「クラウドワークス」は、まさに働き方に革命を起こした会社だと言っても良いだろう。クラウド上での仕事の受発注を活発化させた会社だ。その結果、フリーランスとして働く人のなかには恩恵を受けている人も。地方公共団体も使用しているため今後も注目だ。
【4689】ヤフー
最後に紹介するのが「ヤフー」だ。ヤフーと言えば、インターネット業界でも、日本で最も有名な会社と言っても過言ではないだろう。今後も「YAHOOメール」以外のクラウドサービスの展開もしてくれると思いおすすめした。
まとめ
クラウドは、今後の仕事形態を変えていくだろう。現在は会社で働いている人も、家で気軽に仕事ができるようになるかもしれない。育児だけでなく介護で家から出られない人にとっても役立つはずだ。21世紀を担うシステムとして注目したい。